脳ドックのご案内

浜松町メディカルクリニックの脳ドック

 

脳ドックとは―

従来の人間ドックでは診断が出来なかった脳卒中をはじめとする頭蓋内疾患に対して、MRIを用いた非侵襲的検査により、予防・早期発見を行うことを目的とした検査(脳の人間ドック)です。当院では閉所恐怖症の方でも検査が受けやすいオープン型MRIを導入しています。

⇒MRI検査についてはこちら

 

 

日本人の死亡原因3位の脳卒中―

脳卒中は、がん・心筋梗塞と併せて三大死因と呼ばれています。
しかし脳卒中は、がん・心筋梗塞と決定的に異なる点があります。それは、運良く死亡を免れたとしても、多くの方が後遺症を抱えてその後の生活を送らなければならなくなる事です。
脳は生活の全てを司る器官。どの部位に脳卒中が発症したかによって寝たきり・半身マヒ・口語障害をはじめ様々な障害が発生します。後遺障害による生活はご本人のみならずご家族までも巻き込む事になります。
クモ膜下出血等は出血時に「バットで殴られたような」激しい痛みがありますが、脳卒中自体、発症前の自覚症状はほとんどなく、直接的な予防・早期発見は脳ドックしかないと言われています。

厚生労働省「平成29年人口動態統計月報年計(概数)の概況」より

 

 

脳卒中以外でも、原因不明の頭痛、視野異常などを繰り返す方は、脳腫瘍や何らかの疾患がある事もあります。

ご自身の、ご家族の健やかな生活の為、脳ドックを定期的に受診するよう心掛けましょう。

 

【脳ドックはこのような方にお勧めします】

〇近親者に脳血管障害(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血・未破裂動脈瘤など)の既往がある方

〇生活習慣病(高血圧・脂質異常症・糖尿病)の方

〇頻回に頭痛を繰り返す方、または一度でも激しい頭痛に見舞われた方

〇一時的に手足の痺れや麻痺、呂律(ろれつ)が回らなくなった事がある方。

〇耳鼻科領域の原因ではないめまい、耳鳴り

 

 

脳ドックのコースバリエーション


○脳ドックコース(短時間・低価格でお手頃な脳卒中予防検診)

・問診 ・身体測定 ・血圧測定 ・脳MRI ・脳MRA

 

○脳ドックAコース(普段、人間ドックや健診を受けている方に)

・問診 ・身体測定 ・血圧測定 ・脳MRI ・脳MRA ・頸部MRA

 

〇脳ドックBコース(MRIのほか、血液検査、心電図などで脳卒中の危険因子を検索します)

・問診 ・身体測定 ・血圧測定 ・脳MRI ・脳MRA ・頸部MRA・心電図 ・胸部X線 ・尿検査 ・血液検査(貧血・生化学)

 

 

脳ドックにおける各検査の意義について


【脳MRI】
脳MRIは脳の断層画像です。脳梗塞や脳腫瘍、脳出血の有無、脳の萎縮度合いなどを調べます。

【脳MRA】
MRIによる脳の血管像です。脳血管の詰まりや狭窄、血管奇形などを確認します。

【心電図・胸部エックス線】
心臓に異常があると血流が滞り、血液の塊が出来る事があります。この塊が何かの拍子に血管を流れて引き起こされる脳塞栓を予防する為の検査です。

【血液検査・尿検査】
脳卒中の危険因子とされる糖尿病や脂質異常症(高脂血症)等のほか、血液の固まりやすさなどを調べます。

【血圧】
高血圧も脳卒中の三大危険因子のひとつです。

 

 

ドックは予約制となります

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